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ジャズスタンダードを演奏するのに重要なことを自分なりに考えてみた。

私自身、ジャズスタンダードを弾き始めてまだ2年ちょっとということもあり、プロフェッショナルの方々やもう何十年もジャズセッションに通っている ような人たちにはとても意見できるような立場ではないんですが、ホームページの内容を充実させるという口実も含め、「もっと上手にジャズスタンダードを弾 きこなすにはどーしたらいいんだ」という事柄を、この機会に自分なりに考え込んでみることにしました。勿論、自身の向上に活かしたいというのが話の根源で す。
以降、新しい知識が入ってきて余儀なく訂正を加える可能性大です^^;
その時はまた別の記事に書きますね~。

 その前に、ジャズスタンダードの定義を簡単に振り返ってみます。
あんまり正しい答えを求めすぎて、例えばジャズ発祥の話まで振り返ると、だいぶ話が熱ごもってしまうので、あくまで簡単に。汗

 本当に簡単に言うと、「ジャズセッションで主に演奏される曲目」のことですよね。
楽器と楽譜だけ用意すれば、わりとなんとでも演奏できてしまうという。
ちなみに私は、「ジャズセッションで演奏さえされるなら、それはジャズスタンダードになり得る」と思っています。たしか、どこかの書籍に書いてた受け売りです。笑
その曲がどのように作られて、もともとどのように扱われていたかは全く関係ないと思います。
たとえベートーヴェンの「エリーゼのために」なんかでも、メロディーとコード進行が書かれた譜面さえ用意してしまえば、ジャズセッションに持ち込むのも不 可能じゃない。ただ、それでジャズの演奏ができるとはいえ、スタンダード化しなければおそらくスタンダードとは言いません。「一般のジャズセッションに普 及する」というラインを越えなくては認められない(特に技術面に関して)。となると、少し気になってくるのがジャズスタンダード楽譜集の存在、例えば、関 西のジャズセッションに持ってこない人はほぼ居ないであろう、「伊藤伸吾著/スタンダードジャズハンドブック」、いわゆる青本の存在です。

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